かない皮フ科

水イボは水イボのウィルスが皮膚に感染してできます。

治療

ピンセットのようなものでつまんで取るか、 免疫ができて自然消えるのを待つか(1年位かかります）のどちらかです。

アトピー性皮膚炎の人は、掻くことによって広がりやすいので、増えないうちに取ることをお勧めします。

プールのある時期や、スイミングスクールへ行っている子も取ります。

摘んで取るのは痛みを伴います。麻酔のテープを予め貼って痛みを和らげる方法もあります。貼って30分位しないと効かないので予め受付に申し出てください。

シミにも種類があります。

・レーザーの効くものと、逆に濃くなるものがあります。

・レーザーが効くものであっても、レーザー単独でなく、 ﾋﾞﾀﾐﾝCの内服や外用、自費治療のビタミンのイオン導入などと組み合わせて治療します。

・まずは普通に保険診察を受けてください。

外用

グラファ　メラノキュアHQ®
　　　ハイドロキノン（3.9％）　5ｇ　　　2,160円

ハイドロキノン　イチゴやブルーベリー、コーヒーなどにも含まれる物質で、シミのもとになるメラニンがつくられるのを抑えます。その美白効果はコウジ酸やアルブチンの数10倍から100倍といわれています。

日焼け止め

シミの原因は紫外線。紫外線対策が重要です。

SPF　紫外線B波（日焼けを起こして皮膚が赤くなるブロックする効果の指標。数字が大きくなるほど効果が大きい。

PA　紫外線A波（赤くはならないが、シミしわの原因になる）をブロックする指標。+が多いほど効果が高くなります。

ケミカル　紫外線散乱剤と吸収剤を含有。しっかりブロック 。でも、吸収剤に敏感な人もいます。

ノンケミカル　紫外線吸収剤を含みません。肌が弱い方にお勧めですが、白っぽくなりやすい欠点も。

検査の時期

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんのお母さんから、「いくつ（あるいは何ヶ月）になったらアレルギーの検査ができますか？」と、聞かれます。

アレルギーの原因、強さは年齢とともに変わります。

乳児期には食べ物のアレルギーがあっても、３歳位になると食物アレルギーは治まってきて、今度はハウスダストや、花粉に対するアレルギーが出てきたりします。その時その時の状態を調べます。

検査の方法

血液を採って調べる方法（特異IgE検査）、皮膚に注射をして調べる方法、皮膚に貼って調べる方法（パッチテスト）があります。当院では注射で調べることはできません。

検査内容についてはアレルギー検査を見てください。